2012年6月20日水曜日

海外サッカーメディア大手の選手採点の見方③

ドイツ編はこの記事が最後です。
その他欧州メディア大手については、また、2012/13シーズンが始まってから、
気まぐれに任せて更新しようと思っています。
というより、このブログは、来シーズン、香川真司の試合が始まるまで、
更新しません。ツイッターはやっていますので、よろしくお願いします。

今回は、ブンデスリーガ公式サイトの、簡単な活用法を紹介します。
①ブンデスリーガ全試合をダイジェストビデオで確認出来る。
②得点、特にアシスト数、をリーグ公式のデータで確認する。

ブンデスリーガ公式サイトにアクセスしましょう。
http://www.bundesliga.de/de/liga/matches/2011/index.php


上の画面が出てきます。

赤枠内をご覧下さい。
Spieltag & Spielplanとは、シュピール・ターク&シュピール・プラン=試合日程、
と考えてよろしいかと思います。

ブンデスリーガは全部で34節。ちゃんと1~34までありますよね。

それでは、「香川フェスティバル」と言わしめた、香川真司のシーズンベストゲーム
である、第27節のダイジェストビデオを確認してみましょう。

「27」をクリックして下さい。


上の画面が出てきます。

赤枠が「Video」という項目なっています。
ここをクリックすれば、全34節、全試合のダイジェストビデオが見ることが出来ます。
Analyse、など他の項目に関しては、キッカーの方が優れているので、
おすすめしません。では、早速、上記の赤と青の枠で囲ったボタンをクリックし、
ドルトムントのダイジェストビデオを見てみましょう。


数十秒の広告を我慢すると…ダイジェストビデオが出てきました。
まずは、「香川フェスティバル」をご堪能下さい。
試合終了後の香川を含むドルトムント選手のインタビューもあります。
香川真司の、「わけありの人」、ギュンドガンさんの、映像もあります(笑)

写真だと分かりづらいかもしれませんが、
赤枠内のボタンが画面拡大ボタンとなっています。
また、青枠内のボタンがツイート共有ボタンとなっています。

大好きな選手が活躍した、ウッチーの試合見逃した友達にも試合映像を見せたい、
などのときは、ばんばん、情報共有していきましょう。

マイスターシャーレ(ブンデスリーガ優勝)をかけた、第32節、ボルシアMG戦に
おける、香川真司のクライマックス弾はこちら。→(http://bit.ly/Kyw5Jy

注意点は、これらは、ビルトと同じで、オンラインサイトに、
これからもずっと蓄積されるものでない可能性が高いということです。
ちょっと気になる試合があるという方は、早めに確認しておくことを
おすすめします。



次に、ブンデスリーガ公式による、得点記録を確認しましょう。
というのは、アシスト数は、ブンデス公式、キッカー、ビルト、その他で、
その採用基準(何をアシストとするか)の違いにとって、異なってくるからです。
日本のメディアは、「ブンデス公式のアシスト数」を、報道材料として使います。
各種団体の明確な採用基準を把握している訳ではないのですが、
私の概観としては、公式→キッカー→ビルトの順に、アシスト数が
伸びていっている傾向があります。ただ、公式が厳しくて、ビルトが甘いのか
それは定かではありません。


最初の画面に戻っていただけますでしょうか。
赤枠内の「Bundesliga」にマウスポインタ合わせて下さい。
上記のような項目が一覧となって出てきます。

そして、さっきまでの、ダイジェストビデオのページには、
青枠の上にある、「Spieltag & Spielplan」という項目から入っていたということです。
(「Spieltag & Spielplan」のページに入ったものを、上記ではリンクとして提示しました。)

青枠内を見て下さい。
上から、Clubs & Spieler、Torjäger、Scorer、となっています。
「Torjäger」は単純なゴール数の比較です。
「Scorer」は、スコーラーは、ゴール数+アシスト数、を比較する項目です。


「Scorer」をクリックすると、上の画面になります。
キッカー、ビルトのものと比較してみて下さい。
各選手のアシスト数が異なっているのが、見てとれると思います。
香川真司のScorerランクも、キッカー、ビルトが9位なのに対して、
公式では8位。微妙な変動が出ています。
細かい違いですが、アシスト数はこちらで記録していたほうがいいかと思います。
それで、キッカーやビルトも参考にすると。公式に記録されなくても、
キッカー、ビルトのどちらかでアシストになっているということは、何かしら
ゴールに絡んでいるということですから。
(学校のテストに例えると、中間とか期末とか学校独自の試験には、
まぁなんとか正解にしてあげようみたいな解答でも、模試とか受験時は駄目、
といった、ローカルルール的な、感じでしょうか。)

最後に、ブンデス公式による、選手の個人情報に、アクセスしてみましょう。
一つ前の写真で、青枠内一番上の「Clubs & Spieler」という項目があります。
ここをクリックすると、ブンデスリーガ所属クラブの一覧が出てきますから、
そこから、クラブを選択するか、もしくは、黄枠で示した、クラブエンブレムから
各クラブにアクセスする、どちらでも構いません。

ドルトムントにアクセスしてみます。


こんな画面が出てきます。
キッカーやビルトと同じ要領です。
赤枠で示した「Kader」をクリックします。
主力選手の一覧が出てきます。
公式では、香川真司はFWになっているようです。クリックしましょう。


上の画面になります。今度は、凛々しい香川の写真です(笑)
赤枠に注目して下さい。
K、L、Rというのは、
K=Kopfball=コプフ・バル=ヘディング
L=Linksschuss=リンクス・シュス=左足のシュート
R=Rechtsschuss=レヒツ・シュス=右足のシュート
ということです。
香川のゴール数は13。K:1+L:2+R:10=13、ということです。


上記のことで思い出したので、ちょっと補足を。
キッカーの「Spielereignisse」という項目で、試合中の出来事を
知ることが出来ると、前々回記事でお伝えしました。


これでしたね。
4:0 Blaszczykowski (39., Rechtsschuss, Kagawa)の意味は、
4:0 ブラスチコフスキ(39分、右足のシュート、アシスト:香川真司)
ということです。もし、名前がないならアシストをした選手がいないということです。


香川真司は、記憶にも記録にもしっかり残っている選手でした。
代表ではまずまずも、クラブでは必ず光り輝くと信じています。
マンチェスター・ユナイテッドの4-4-1-1のトップ下に香川真司がいる。
彼のプレミアでのプレーが楽しみですね。

ありがとうございました。

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